弊社丸天産業は、「日々をともにするすべての人達の人生に花が咲き、幸福の実がなるために丸天産業は存在する」という経営理念のもと、オフィスにまつわるさまざまな事業に取り組んでまいりました。
事務用品販売からはじまった事業は、お客様のニーズに合わせて、提供サービスの幅を拡大させていき、近年では働き方・働く空間のデザインで新しい未来をお客様と一緒につくっていこうとしています。ではそんな事業計画と、空間がどのようにかかわってくるのか?弊社の事例からみるオフィス構築についてご紹介します。

オフィスをアップデートしました

新社屋建設から1年が経ち、弊社はオフィスをアップデートしました。

なぜアップデートしたのか?

弊社では、ファシリティマネジメントという資格保有者が18名います。社員数が約60名ということを考えると驚異的な数値といえるかもしれません。働き方の提案へ提供価値を広げていくという弊社の方向性を踏襲した姿勢がこの数値に現れています。
さて。ファシリティマネジメントとは、いったいどのような資格なのでしょうか。
公式ガイド ファシリティマネジメントによると、ファシリティマネジメント(FM)とは「企業・団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動」と定義されています。まさにこの、組織活動・経営活動として、わたしたちの働き方にとってオフィスがどのような施設や環境であれば、わたしたちの行う事業計画を全うできるのかを分析し、空間として再構築したのが、今回のこのアップデートです。

新オフィス建設時のコンセプトと新たに策定したパーパス

新オフィスの建設は、取り組みの幅を広げ、創造性を高めていくためにおこなわれました。
建物コンセプトはこれまでの固定概念から跳躍することを目的に「コンセプトを脱する」とし変化し続けていく姿勢を表しました。
また建設してからも、変化していく中で新たなパーパス「未来を変えよう、「人」と「空間」のチカラで」を策定し、さまざまな方向からよりお客様にご満足いただける「居心地よく過ごせる環境づくり」ができる体制への土台をつくってきました。

第二の創業の思い「パーパス」を発表します

新しいパーパス(第二の創業の思い)「未来を変えよう、「人」と「空間」のチカラで」 弊社は、創業者の思いとして、「日々をともにするすべての人達の人生に花が咲き幸福の実がなるために丸天産業は存在する」と不易の企業理念を明示しています。このたび新社屋建設の年を「第二の創業期」と捉え、2023年10月21日今期第2四半期会議にて、第二の創業の思い「未来を変えよう、「人」と「空間」のチカラで」を、新しいパーパスとして全社員に発表しました。 本パーパスは、より多くの人が交わり広がることで、皆の存在する空間がそれぞれの想像により柔軟に変化し続け、仕事のみによらずお客様・パートナー様・社員・家族・大切な人など関わっていく方々の人生そのものを明るく前向きな未来にしていくチカラであり続けたいという存在意義を表現しています。新社屋の活用も弊社の業務内容も、より皆様へ質の良い提案をし思いを具現化し、コンサルティング・文具・ファシリティ・ワークショップなどさまざまな方向からよりお客様にご満足いただける「居心地よく過ごせる環境づくり」ができる体制へと変化し、強化してまいりました。お客様の期待を超える優れたサービスをお届けし、皆様を全力でご支援してまいります。

働き方と新たな空間とは

どのような働き方が理想でしょうか?
社員エンゲージメントを高める、ということが注目されて久しいですが、どのような働き方であればエンゲージメントが向上するのでしょうか?
何をもってして「働き方」というのかは、1人1人違い、企業それぞれでも全く違います。
個人の人として言えば、本人が何を人生の軸としているかで変わり、企業であれば「企業理念」や「企業ビジョン」によって全くかわります。そこに正解はありません。
弊社では、新たな空間は、行動変化のきっかけとなると考えています。行動が変われば意識が変わり、意識が変われば行動が変わります。そうして変化していく行動を「働き方」として定着させていきそれを経営理念に沿って「お客様やパートナー様も」「自分達も」幸せであれる働き方となるよう事業計画との両輪で全うさせていくこと、それが弊社のオフィス空間をアップデートし変わり続ける働き方に繋がっています。

事業計画の実現にむけて

丸天の事業計画(ありたい姿)

弊社の事業としての「ありたい姿」は、上記リンクにもある、
「未来を変えよう、「人」と「空間」のチカラで」というパーパスに現れています。

本パーパスは、より多くの人が交わり広がることで、皆の存在する空間がそれぞれの想像により柔軟に変化し続け、仕事のみによらずお客様・パートナー様・社員・家族・大切な人など関わっていく方々の人生そのものを明るく前向きな未来にしていくチカラであり続けたいという存在意義を表現しています。

第二の創業の思い「パーパス」を発表します | MARUTEN MAGAZINE | (株)丸天産業のメディアマガジン

新たな体制づくり・風土づくりへの着手

ただオフィスの空間を変える、だけではアップデートしつづけることはできません。
弊社では社内体制を整えることからはじめました。特にアップデートへ大きな影響を与えたのは下記3つのポイントです。

  • 新たな体制づくりへの着手
  • 人材定着に向けた業務改革
  • 若手社員の巻き込み

この活動を拡大していくことで、現在に続く弊社の体制づくりがなされてきました。

新社屋検討・実験の場構築

新社屋の検討には、新築プロジェクトを立ち上げ、名古屋市立大学佐藤研究室と「働く満足度の見える化」「問題の課題化」の見える化をおこなったり、外部から水鳥デザイナーを迎え、「10年・30年・50年先のありたい姿を自由に発想」し、「実現できる空間・働き方」をあらゆる素材・仕掛け・運用を検討やテストをしながら推進していきました。
その上で、個別インタビューも踏まえ、「情報の透明性・取得のしやすさ」を課題として設定し、「柱のない開放的な空間」「経営会議情報の開示」などに反映し事業計画を実現するオフィス構築へとつなげていきました。
また、わたしたちの「求める空間」とは何か、「理想の会社」とは何か、など全社ワークショップにより意見を出し合い、空間構築へと落とし込んでいきました。

自らおこなうことを大切に

成功も失敗も含めてプロセスをすべて見える化することで、弊社「MARUTEN」だからこその価値を表現し、体験した結果として皆さまへお伝えすること。
そうすることでお客様の課題や悩みに寄り添い、弊社へと足を運んでいただいた時に感じたエッセンスを何かしらヒントにしていただけたらとわたしたちは考えています。

丸天が目指したオフィスとは

日経ニューオフィス賞を受賞

第37回日経ニューオフィス賞にて、中部ニューオフィス推進賞を受賞しました。これはエントリーされた153社のうち、中部地区ではBEST4の素晴らしい賞でありわたしたちの目指した、新社屋になって後、さらに新しくなっていこうとする弊社の取り組みを魅力的に感じ評価いただけたと実感できる受賞となりました。

第37回日経ニューオフィス賞にて中部ニューオフィス推進賞を受賞しました

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。この度、弊社は、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会が快適で機能的なオフィスを表彰する第37回日経ニューオフィス賞にて中部ニューオフィス推進賞を受賞しました。 日経ニューオフィス推進賞とは? 日経ニューオフィス賞とは、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)が、「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、創意と工夫をこらしたオフィスを表彰する賞です。一般社団法人ニューオフィス推進協会 (nopa.or.jp)様より、詳細がご覧いただけます(下記リンク先も一般社団法人ニューオフィス推進協会様です) 日経ニューオフィス賞概要 受賞オフィス PRtimes様よりリリースを発信 中部ニューオフィス推進賞の受賞に伴い、PRtimes様よりリリースを配信しました。新オフィスのポイントである、建物コンセプトで表す変化し続けていく姿勢や、新社屋完成を「第二の創業期」と捉えた新たなパーパスの策定、四季でつながり変化の余白をもつオフィス、などについて紹介しています。 リリース 変化していくオフィスに 中部ニューオフィス推進賞では、新社屋になって後、さらに新しくなっていこうとする弊社の取り組みを魅力的に感じていただけたようです。奇しくも2024年8月8日、8月9日には新社屋のアップデートをお客様へご紹介するイベントが開催されます。オフィスの満足度調査や社員・パートナー様の社屋利用位置情報などを分析し、どのようにレイアウトデザインに落とし込み働き方・運用を変化させ、ありたい姿につながるオフィス構築を行ったのか、ご案内するイベントです。満員御礼にて、イベントの募集は終了しておりますが、随時オフィス見学を受け付けております。1度お越しいただいた方も、ぜひ改めてご来社いただき、新たな実験・実践が生まれる空間構築をしたオフィスの在り方をご覧いただけましたら幸甚です。これからの丸天産業もどうぞよろしくお願いいたします。※ご予約はお盆明けから受け付けております オフィス見学予約

CIの刷新

変化していく中で、わたしたちは活動の軸を新たに、コーポレートアイデンティティー(CI)を刷新しました。8月1日にロゴを刷新し、CI刷新からより一層企業理念を体現していけるよう一気通貫した体制となっていくべく、今も1つ1つの取り組みにCIが息づくよう活動を続けています。

コーポレートロゴ刷新のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。2024年8月1日、コーポレートロゴを刷新しましたのでお知らせします。お客様・パートナー様・社員と一緒に挑戦・変化をし続け、オフィス空間におけるワークスタイルデザイン「お客様の働き方をデザインする」を通して愛知県名古屋市の中心からこれからも地域の活性化に貢献してまいります。 CIリニューアルのプロセスなどについては今後も発信予定です。弊社コラムをぜひご確認ください。 社員による自社ロゴ(CI)改新!~中間報告~どのようなコーポレートアイデンティティーを策定するのか?CIプロジェクトの始動から活動してきた様子を簡単にですが中間報告としてお伝えします。 社員による自社ロゴ(CI)改新!~プロジェクト始動~丸天産業、CIを変更します。 CIとは? CIとは、「コーポレートアイデンティティ(Corporate Identity)」の略語です。MI(理念)、VI(視覚)、BI(行動)の3つの要素で構成されており、この3つに統一感があることで企業イメージを浸透しやすく、また存在価値を高めることに繋がると言われています。 弊社では、これまでもホームページなどあらゆる制作物に社名ロゴを掲載していますが、これを策定したのは1986年。働き方も移り変わり、近年ではワークスタイルデザインを掲げ、試行錯誤を繰り返す中、昨年は本社を建替え、新しいパーパスも策定するなど新たな価値の創造へと事業を推進してまいりました。そしていよいよ・・・・!CIが、変わります。 プロジェクト始動 CIを変える。それは会社のブランディングが変わる、ということに他なりません。これはわたしたちの根幹を揺るがす歴史的事業です。そんなプロジェクトが社員主体で始動しました。丸天ブランド向上拡大委員会と名付けられたこのプロジェクトは、さまざまな人の経験・礎となるよう社員だけでなく社外の方々をも巻き込み、また弊社らしく社員1人1人が自社の経験として語れるよう全社内外一丸となるためのプロジェクトです。 プロジェクトの意義とは どのようなコーポレートアイデンティティーを策定するのか?社員が自分達で創る、といってもわたしたちに企業の顔ともなる「ロゴ」を創った経験はありませんでした。しかし、会社の思いとして掲げているパーパスにもある通り、わたしたちは未来をかえていくチカラの象徴としてこのCIが育っていくと考えており、その過程はもうすでにプロジェクトの始動からはじまっています。自社のロゴをただ変更するのではなく、地域にも貢献できるよう産学連携をおこなっている大学生にも協力をお願いしたり、より多くの人が交わり合い広がってゆき自社だけではなく周囲との繋がりでつくるCIであることが、このプロジェクトを推進する意義でもあります。 コラボしてくれる企業様・大学様 CIを生み出すチカラになってくれる企業様・大学様をご紹介します。 一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合様 一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合様は、その名の通り、ロゴ制作などデザイン・ブランディングのプロ集団です。President CCOに就任している安川宏輝様は、いくつかの企業でもブランド戦略に関する外部相談役としてCCOに就任していらっしゃいます。そんな安川様にも今回参画いただき、わたしたちだけでは到底到達できない新しい企業イメージを生み出すチカラとなってくれます。 私たちは、多ジャンルのクリエイターが加盟する国内外問わず領域のないクリエイティブ共同体です。 ZUAN UNION 安川さんからひとこと! すでに素敵なものを感じています。みなさんと一緒に、伝え方の整理を明快にしたいと思います。 名古屋市立大学様 弊社と産学連携をおこなっている、名古屋市立大学で建築環境心理学、人間科学の視点からみた「はたらく場」「はたらき方」研究をしている講師・博士(人間科学)の佐藤泰先生です。また先生のゼミ生にも今回参画していただき一緒にCIについて考えています! 佐藤先生からひとこと! これまで連携させていただいてきた中で感じてきた丸天さんの魅力が伝わるように、お手伝いできたらと思います! 株式会社ヒトカラメディア様 株式会社ヒトカラメディア様は、オフィス移転サポート、空間プランニング、ビルオーナー支援、レンタルオフィス・レンタルスペース運営、まちづくり事業などを手がけており、その場に熱源を生み出すことを使命としている企業様です。その、株式会社ヒトカラメディア プランニング事業部八塚 裕太郎様に今回このプロジェクトをどのように推進したらいいのか?教えていただきながら全社員でのコーポレートアイデンティティ刷新へのチカラになってくれます。 熱源を、ともにつくる。共創支援カンパニーです。 株式会社ヒトカラメディア | 「都市」も「地方」も「働く」も「暮らす」ももっとオモシロくできる! (hitokara.co.jp) 八塚さんからひとこと! 今回のCIリニューアルプロジェクトの進行を担当します八塚(やつづか)です!プロセスを通じて、みなさんが一歩一歩経験を積みながら、進歩していく丸天を楽しみにしています!! 丸天プロジェクトメンバー CI改新に向け、全社を巻き込み推進することを担うプロジェクトメンバーをご紹介します。CIプロジェクトは「丸天ブランド向上委員会」という愛称で活動しています。会長社長はじめ全員の意見を聞きまとめ、発信したりワークショップを開催したり、次から次へと生まれる仕事と向き合いながら真摯に取り組んでいます。 あきです! 丸天ブランド向上委員会 リーダーのあきです!このプロジェクトでは、全社を巻き込み、みんなで丸天らしさを見つめ直す。CIをリニューアルして終わりではなく、新しい未来に向けた「はじまりのCI」とする。そんなプロジェクトを目指してトライしています! ハーヒーです! 丸天らしいCIを作り上げたいです! ゆみです! みんなでいいCIにしたい!楽しくがんばります ゆいです! 丸天ブランド向上委員会のゆいです!「みんなでつくる」というところにこだわり、世代問わず関わりながら、丸天らしさを追求したいです。貴重な経験となるので、とにかく楽しみながら社員のエンゲージも高めていきます! メイジです! 自分らしさと丸天らしさが分かっていくような取り組みになればと思ってます! スタートアップミーティング まずはキックオフ!ということでスタートアップミーティングが開催されました。 会議開催の様子 メンバー大集合!よろしくお願いします! そもそもCIとは何なのか、という腑に落とすフェーズからはじまり、これからどのようにプロジェクトを推進していくのか?時間がない?!どうやってCI策定へとたどり着くプランを描くのか?話し合いながら相互理解を持ちながら1つ1つやるべきことを決めていきました。 ワークショップ 会長社長マネージャーなど主だった方々のインタビューを行い、まず開催したのは全社参加型のワークショップです。全員が参加できるよう、午前・午後と別れ開催しました。まずはやはり意識の統一、ということでCIとは何なのかこれからわたしたちがどうしていくのか説明がなされました。 CIについて全体に説明 ワークショップではグループに分かれ、これまでの仕事はどうだったのか、個々人の歴史をインタビューし合ったり、「丸天らしさ」とは何だと思うか意見を出し合ったり、少し先の「丸天産業」とはどうなっているのか未来を想像してみたりしました。 お互いにインタビュー こんな思いがあった、そこから見える「らしさ」とは 未来、雑誌を創るとしたらどんな丸天になっているか? みんなの出来上がったアイデアの展示(1F) たくさんの面白いアイデアがでていました 実は展示も手作業で組立てました 「全社で意見を出し合ってまとまるのか?」「まったく違う意見がでるのではないか?」そう思うかもしれません。しかし、ふたを開けてみると、アイデアの発露は違えど根幹にある社員の想いは似ている、ということが分かりました。社員56名という中小企業だからという側面もあるでしょう。ですがわたしたちは「根幹」が共通していることが改めて分かり嬉しくなりましたし、その似た価値観から生まれるアイデアが世代によってもバラバラなことをとても面白く感じました。これからワークショップなどを重ねていく中でどんなCIが生まれるのか?!わたしたちも楽しみにしています! プロジェクト始動・・・これから みんなの想いを出し合い、CREATIVE COMPASSとしてまとめ・・ 気になるワードに投票しているところ どんどん「わたしたち」のワードを凝縮していきます。そのコンパス(MI・BI)も見ながら、VI どう視覚に訴えかけていくか?これから少しずつ、「カタチ」を探していきます。どんな活動になっていくのか、どんなCIになるのか・・・・乞うご期待!次回もお楽しみに^^ ロゴラフ案の創出 前回の記事の最後では「わたしたち」のワードを凝縮。いよいよVIの検討にむけて進みます。VIの検討では、まずはCIプロジェクトでもある「丸天ブランド向上委員会」のメンバーにロゴについてのレクチャーがあり、メンバーから各社員に伝わっていきます。ロゴを作成するには、「言葉から」カタチにしていく派、まずは「カタチ(イメージ)」から言葉になっていく派、など人によってタイプは違っています。ですが、どちらのタイプであったとしても、「どんなロゴなら愛せるか?」という根本的な部分を大切に、 どんなロゴマークの付いた名刺を渡したいか? ロゴマークについてお客様にどう説明したいか? を考えながら思いを乗せアイデアを出し合います。アイデアを出すのは、弊社の「オフィスで働く人」です。「オフィスで働く人」というのがポイントです。社員だけではなく、インターン生や今回一緒に参画してくれている学生からも、アイデアを広く募集しました。自部署のチームで考えたり、仲のいいメンバー同時で考えたり、研修チームで考えたり・・・社員59名に対し135案ものアイデアが提出されました。 いくつのアイデアになったか?提出時にお花の番号を花瓶に入れることで現時点で何アイデアあるのかが分かります 研修チームでアイデアを出し合います。どんなロゴがいいかなぁ? ロゴ案フィードバック 提出してもらったロゴ案について、プロ目線で安川さんよりフィードバックをいただきラフ案を整理しました。どの案にも思いがつまっており、「グッズにしたくなるロゴ」や「キャラクター展開できそう!」など素敵な案が集まりました。多くのロゴ案に共通して「つながり」「シンプル」「使いたくなる」というイメージで案が作られていたのが印象的でした。各々フィードバックを受けてどう感じたか?いただいたフィードバックからまた案を練っていきます。 面で表現するか?線で表現するか?印象が全く変わるので、どう表現し何を大切にするかを考えていきます プロジェクトメンバーによる絞り込み プロジェクトメンバーでVI候補の絞り込みをしていきました。全体からイメージの軸が現れてきたので、その軸に沿ってどのVI案がより「らしさ」が表現できるのか、推しポイントの議論を重ね、最終的には性格の違う3案をメインとして全体ワークショップに臨みました。 どの案にするとより丸天の思いが活かされるか・・並べながら検討 ワークショップの開催 性格の違う3案をメインとして臨む全体ワークショップは、 代表3案とこれまで出た100案にコメントをつける 推しロゴを決め、そのグループで活用案を出す 参加者に向けて推しの理由と活用案をプレゼンする プレゼンを聞いて、推したくなったものにコメントする という方法で進めました。代表3案以外のこれまで出た100案の中から、新たな推し案を発掘する社員もおり、敗者復活戦のように案復活か?!というシーンがあったり、お互いのプレゼンから「そういう発想面白い」「そのグッズ案いいね」など意見が溢れ、たくさんの付箋が模造紙に貼り付けられました。 こんなグッズにもできるよ。視認性もあり展開しやすいロゴじゃない!?という推しポイントが詰まっています 丸天と分かりやすい!視認性がいい。古さが逆にこの先100年残っていきそう! 多様な人が集まって「丸天」をカタチ作っているのが表現できていて素敵! 繋ぐ手と手を表現しておりこれから先の丸天を上手く現している!繋がっていきたい! 社員巻き込みの工夫 スラックで#CIの館 というチャンネルを作成し、プロジェクトメンバーや参加者から発信をしました。またプロジェクトメンバーが精力的にミーティングや展示・設営をしたり、全員が参加できる仕掛けを考えワークショップの準備を進めていたほか、一緒に参加してくれている学生に毎回A41枚のまとめスライドを作成いただいたりして、全社に向けて「全社員でつくるCIの刷新である」ことを意識しながら一丸となって自分事で考えられるよう進めていきました。 工夫①全員でワークショップ プロジェクトメンバーにとっては1日がかり。全社員が午前と午後に分かれ全員参加で進めていきました。ワークショップの開始時には、どんな意図なのか?本日は何に注目し考え進めて行きたいのか?意志の統一もしてから進みます。 本日の意図を参加者に説明中・・・ 工夫②付箋でペタペタ 模造紙に各自意見を付箋でペタペタ貼っていきます。どんな意見でもOK。とにかく自分の思いを表に出すことが大切です。 意見を出していっているところ 工夫③グループワーク 推しロゴに集まった人同士でどんな事ができるか話し合う、というグループワークです。個人の意見を伝える場、似た意見の人でもっとその意見をブラッシュアップしてみる場、とお互いの案を刹那的なもので終わらせず「見える案」としてカタチにしていける力がグループワークにはあります。 グループワーク。上の方にここのグループが書いた案があります♪ ロゴ発表に向けて ワークショップからの社員の意見を経てロゴマーク&marutenの文字デザインの議論を行っていきました。パーパスをもとに、「お客様にどのように働きかけたいのか」を明確にし、デザインのブラッシュアップに進んでいきます。どんなロゴになり、全社共有していくのか?次回をお楽しみに! また、コーポレートロゴ刷新についてPRtimes様よりプレリリースも発信しております。丸天産業、コーポレートロゴ刷新のお知らせ | 株式会社丸天産業のプレスリリース (prtimes.jp) 新しい可能性を生み出していくこれからの丸天産業も、どうぞよろしくお願いいたします。

丸天産業が目指したオフィス

弊社が目指したオフィス・・・は、実は「今の未完成の状態」を指します。
変わり続けていくことこそが、弊社の目指したオフィスであり、これからも、空間をつくる・働き方をつくるという循環を生み出し、お客様へお届けするサービスがより質の高いものへと向上していくことに繋がるようオフィスを構築しています。

サーベイ分析から空間構築へ

ワーカーズトレイルというシステムで1年間計測を行い、計測の結果や社員へのアンケートをもとに1年間の振り返りを実施しました。

1年間の振り返りでは、客観的な数値とリアルな声を大切に一つ一つ紐解き、現れた数値の関連性と聴取した内容とを照らし合わせ、分析を行いました。

こうして現れた結果より、どのフロアの数値がどうだったのか・それはなぜなのかを導き出し、新たな空間を構成する要素としていきました。

分析から解析した結果を踏まえ、アップデートをするための要素として取り入れたのが、この6点でした。

いったいどんな空間になったのか?

分析を踏まえながら事業計画につながるオフィス構築をおこなった結果どのようなオフィスフロアになったのか、ぜひ弊社へお越しいただき、ご覧ください。みなさまのご興味・聞きたいことなどご要望に沿ってご説明させていただきます。

新しいオフィスは、環境配慮や地域貢献もしていけるオフィスとなりました。
これからもわたしたちは柔軟に変わりつづけ、時代や人の変化とともにオフィスづくりに取り組んでまいります。

おわりに~空間構築のロジック~

卵が先か鶏が先か。
みなさん良くご存じの慣用句かと思いますが、空間構築もこれと似たようなものかもしれません。
ツールが先、システムが先、と、組織体制が整わないと空間だけを変えても失敗する。
それもそうです。
ですが、空間を変えることで意識が変わり行動変容を促し、組織体制が変わる、ということもあります。とにかく変えたい!というご要望も「有り」ですし、しっかり考えてから変えたいも「有り」。
やはりそこに「正解」はないのです。
弊社にご要望をいただくとき、この状態がどちらがいいなどということはありません。
どちらの状態でも、お客様の状況・判断・風土に合わせて従業員のエンゲージメントが高まり毎日生き生きと働いていけるように、わたしたちはその「根っこ」をお客様が掴み体現していけるようご要望を丁寧にお聞きすることやワークショップなどでもサポートさせていただいております。
どんな風に?をもっと知りたい方や、とりあえず何かインプットしたい方、ちょっと相談してみたいという方、もしくはちょっと遊びに行きたいでも構いません。
いつでも皆様のご来社をお待ちしております。