目次
1.空気循環式 紫外線清浄機
MS UV‐Cシステム AIRVIO/AIRVIO+
MS UV‐Cシステム AIRVIO/AIRVIO+は
飛沫やエアロゾルを含む空気を吸引し、
機械内で深紫外線(UV-C)を照射、
ウイルスや浮遊カビ菌を抑制してくれる紫外線清浄機です。
安心して過ごしたい、という思いから、
働く場に、ご自宅に、
空気清浄機をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
今回は、
この「清浄機」という言葉で一見空気清浄機と同様の商品にみえる、
紫外線式製品MS UV‐Cシステム AIRVIO/AIRVIO+に焦点をあて、
いったいどんな製品なのかご紹介いたします。
2.株式会社明光商会様
明光商会様はシュレッダーのトップメーカーとしても知られているメーカー様です。
そのメーカー様から働く場の「安心の対面コミュニケーション」としてご提案いただくのが
MS UV‐Cシステム AIRVIO/AIRVIO+です。
シュレッダーでも使われている板金筐体の独自の内部構造にて紫外線を機外に漏出しない設計、
外部認証機関にも安全評価と効果を確認しており、
54分で99.99%という高いウイルス抑制率にこだわった、名品です。
長年シュレッダーでの実績があり、全国に保守網をすでに持っていらっしゃるのも
大きな安心材料です。
3.製造されている目的と、効果範囲の違い
紫外線式 UV-C製品(AIRVIO等)
目的
ウイルスの抑制
仕組み
UV-C照射により生物の遺伝子を破壊し増殖機能を失わせることでそのものを抑制。
性能低下・メンテナンス
フィルター汚れなどによる性能低下なし。
殺菌灯の寿命は8,000時間。
メンテナンス契約により、年1回明光商会にて清掃と部品の交換
効果範囲
塵・花粉等 ×
ウイルス ◎
カビ ◎
空気清浄機(フィルター式)
目的
空気の清浄
仕組み
埃やチリなどについたウイルスをフィルターに吸着させ除去。
ウイルス自体に働きかけることはできない。
性能低下・メンテナンス
目詰まりによる性能低下あり。
フィルターの定期的な清掃・交換が必要。
効果範囲
塵・花粉等 ◎
ウイルス 〇
カビ △
どちらも優れた機能を持ちますが、
「ウイルス」の抑制、という目線で見た場合、
- ウイルス自体に働きかけることができるかどうか
- メンテナンスはどうなるのか?
- 効果範囲の差
には違いがあります。
「何のために」購入したいのかという目的に合う商品を選びましょう♪
4.深紫外線(UV-C)
深紫外線・・・と聞くと、UV?日焼け止めのやつ?
それでウイルスを抑制するとはどういうこと?
とちょっと混乱するかもしれませんが、
紫外線にはUV-A、UV-C、UV-Cの3種類あります。
紫外線は電磁波の一種であり太陽光線の成分のひとつ。
眼に映るものは「可視光線」の反射ですが、「不可視光線」の一種です。
この太陽光線の波長の違いによって、A・B・Cと分かれています。
UV-A
最も波長の長い紫外線
波長315~400nm
長期的に真皮に肌ダメージ与える
たるみ・しわ・ほうれい線など光老化の原因といわれる
雲もガラスも通過する
UV-B
波長280~315nm
表皮にしか届かないが短期的にダメージを与える
日光皮膚、シミ・そばかす、バリア機能の低下による乾燥肌などの原因
窓ガラスを透過することができない
UV-C
波長100~280nm
オゾン層に吸収され地上まで届かない
強い殺菌効果があり生体に対する破壊性が強い
人工的に殺菌灯などに利用される
このUV-Cの、「生体に対する破壊性」の特徴を活用し、
DNA(遺伝子情報)をコピーできないようにするのが
紫外線の殺菌作用です。
当然、危険な光線でもありますが
MS UV‐Cシステム AIRVIO/AIRVIO+では
UV-Cを外部に漏れない安全設計を採用しています。
5. で、結局どっちがいいの?
残念ながらどっちがいい、とは言えません。
どんな対策がとりたいのか、で役割の違いを見る必要があります。
ほこり・塵・花粉 には 「空気清浄機」
ウイルス・浮遊カビ菌 には 「AIRVIO」
と、役割の差を上手く活用しましょう。
一番のオススメは、併用することでの一段階上の感染対策です。
AIRVIO+はお客様に合わせてのカスタマイズも可能です。
ご興味のある方は、弊社までお問い合わせください。