カリモク家具工場見学アジェンダ

まずはじめにいつもパートナーとしてご協力くださっているカリモク家具株式会社様に、御礼申し上げます。

日時場所

日時

9月26日(木)10時半~16時半

集合場所

カリモク家具総張工場
愛知県知多郡浦町緒川申新田弐区40-3

スケジュール

10:35 総張工場
12:00 オフィス(Kスタジオ)
12:30 食堂(Kテラス)
13:35 皆栄本社試作棟
14:10 本社ショールーム
15:10 知多カリモク

各特色

総張工場

ソファやマットレスを主に製作。
国内最先端のウレタン発砲工場に注目。

知多カリモク

全国から多種多様な樹種を調達し、管理・加工。
圧倒的な規模の乾燥設備に注目。

真心こもったおもてなしで迎えていただきました

カリモク家具・・・ってどんな家具?

カリモク家具株式会社様

カリモク家具には、営業所やショールームを持つカリモク家具株式会社と、企画開発マネジメントをするカリモク皆栄株式会社、主にソファーやマットレスを製造するカリモク家具株式会社総張工場があります。またカリモクグループとして複数の製造会社や資材会社など、カリモク家具のこだわりを実現させることのできる充実したバックボーンを持っています。
あまり知られていないのが、
刈谷木材工業の略でカリモク
という企業名の由来です。
ここ愛知県から、国産材の活用がなかなか進まない国内で木材自給率を高める活動をしており、ハイテク(最新機器)とハイタッチ(手の技)の両方から自社品質にも繋がる「こだわり」をカタチにし、チャレンジし続けてくれているメーカー、それこそが、カリモク家具なのです。

カリモク家具のこだわり

暮らしを快適にするカリモク家具は、

  • 人と環境に配慮した安心家具
  • 天然木の魅力を活かす、木へのこだわり
  • 本物の証、ナチュラルマークを大切にした、本革へのこだわり
  • あらゆる角度から確かな品質を追求するカリモク品質
  • 効果的な家具の耐震対策
  • 安心安全な暮らしのための抗ウイルス・抗菌塗装仕上げ

という、このこだわりを実現する確かな技術を持っています。

美しい家具

この曲線美をご覧ください。

見えない部分にも細部にこだわるカリモクだからこそ、丁寧な接合で使う人に優しい使い心地・触り心地の美しい家具を見せてくれます。
本革へのこだわりは・・

革本来の持つ特性と風合いを最大限に生かすため天然傷を「ナチュラルマーク」としてあえて隠さずそのまま使用しています。素材の素晴らしさを堪能できるとともに最新のウレタンフォーム自社製造技術により柔らかく、うっかり寝てしまいそうな座り心地の良さを叶えてくれています。
上記は一例ですが、工場見学やショールーム見学に行くと実際にその良さを体験することができ感動もひとしおです。

ここがすごい!カリモク家具だからこそできる人工乾燥

カリモクでは天日乾燥を行っています。
自社で乾燥させるからこそ、木材の使い分けをしたり、産地の管理もでき地元木材の有効活用にもつながっています。
天日乾燥では、直射日光を避けるために屋根としてトタンを置いています。また、雨にも晒されることで緩やかに乾燥し木材の内部応力が緩和されるそうです。
天日乾燥した後は、人工乾燥施設で湿度・温度を徹底的にコントロールし乾燥させます。文献では水分含有率12~15%となっているところ、大変厳しい数字でもある8%まで乾燥させることでその後の加工の品質を高めています。

木材に印刷も可能?!

カリモク家具は、自社内で木材への印刷技術も持っています。
ノベルティなどに印刷することもできたり、写真のようにテーブル天板にロゴを入れたりすることもできたりと要望に合わせて製造できます。

天板に印刷
リアルな写真をそのまま印刷。まるでテーブルに置いてあるかのような錯覚を受けます。
お伺いした際に弊社のロゴを印刷してくださいました♪ありがとうございます。
弊社1F受付に置いております。

訪問した社員の感動

知らなくても感動できるものがあります。また一方で、「知識を得る」ことでより一層感動の深みが増すことがあります。
カリモク家具はまさに、知ることでより一層、その品質や製作への情熱、細部までのこだわりとそのプロの「仕事」に心ふるえるものでした。

ファンになっちゃう見学ツアー

技術や品質だけでなく、企業としての“姿勢”が素晴らしいと感じ、カリモクさん自体に好意的な気持ちになりました。心遣い、見学の流れまで真摯に考えてくださっていたことは印象的でした。

本物にはそれだけの価値がある

高級なものはそれだけの理由があることも良く分かったので、出た端材などの有効活用なども頭にいれておきたいなと思いました。

わたしたちのAction

あの時自分たちが体験した感動や記憶が風化しないうちに、見学に行けていない社員やお客様にも伝えたい、とわたしたちは見学後に意見交換を行いました。
そこで出た意見をもとに、

  • お客様がお越しの際のおもてなし
    おもてなしの見直し
  • 日々の仕事やあり方に学んだことを活かす
    仕事のやり方、姿勢に一貫したストーリーを持つことを意識したり、工夫する
  • 社員や皆様へこの感動をお伝えする
    社員への紹介・勉強会の開催・コラムなどでの発信に活かす

などを決め、行動へ落とし込んでいきました。
今後もActionしはじめたことを胸に、大切な皆さまの幸せに貢献していけるよう誠心誠意取り組んでまいります。

おわりに

木材を(製材)板の状態から乾燥や加工を行い家具となる一連の流れとして実際に見ることのできる機会は少なく、今回大変な勉強になりました。1つ1つが緻密な計算のもと作られ、自社製作できる地場を持つカリモク家具様だからこそ体験できる家具それぞれの「差」も、とても面白く、圧倒的な本物の力を感じました。大量の本革がストックしてありさまざまなカラーオーダーに対応できるようになっていました。保管方法もしわにならないようにかけてあり、最後「ほー」としか言葉が出ていなかったかもしれません。
1つの製品に「これだけの時間と手間がかかっている」ということの素晴らしさを実感しながらすべてをお伝えしきれないことが残念ですが、この感動の体験をしてみたい!という方がいらっしゃいましたらぜひ弊社へお問い合わせください。
一緒にこの感動を・本物の凄みを、体験しましょう♪