1.海外研修
弊社福利厚生の1つでもある、「海外研修」。
今夏、アメリカのシカゴで1969年以降、毎年開催されている商業インテリアの展示会、通称ネオコンが開催されるということで、弊社社員4名が、海外研修として行ってきました。
研修の日程としては、
- 1日目シカゴ、NeoCon視察
- 2日目シカゴ、NeoCon視察
- 3日目DesignDays、NYへ移動
- 4日目ニューヨーク視察
- 5日目ニューヨーク視察
という怒涛の日程で行われました。
現地へ赴いた社員のレポートから、社員の感じた今後の働く環境のトレンド3つと研修の様子をお伝えします♪
2.NeoCon
「NeoCon」とは、1969年以降、毎年開催されている商業インテリアの展示会です。
知見を深めそれを提案力へとつなげるため行ってきました。今回、弊社社員は2024年6月9日~15日に開催されたNeoConに参加しました。
展示商品は、オフィス家具、オフィス関連設備・機器、プランニング、音響、照明、フロアリング、A/Vテクノロジー、オフィス用品、プレゼンテーションシステム、IT、ソフトウエア、サービスなど多岐にわたります。この中で、訪問した社員が「特に今後のトレンド」ではないかと注目したものについて、社員レポートよりご紹介します。
1.ユニークな家具
各社の展示で共通して多く見られたのが、日本では見かけないカーブするソファーや机。
中にはS字のものもあり、日本ではまず見かけないデザインの家具が多くありました。
特徴的な形をした家具の多くは空間のメインコンセプトとして配置されていた印象です。
2.工夫を凝らした空間利用
NeoConでは、空間を有効的に使用する提案もされており、工夫を演出していました。
壁面のスライド式WBの一部が柄のボードとなっていて、使用しない時は一部WBを隠せる提案も。
囲いのあるデスクの裏に机とイスを配置することで、表と裏で違う雰囲気の空間の演出もされていました。日本のオフィス空間ではなかなかないデザインで、色のトレンドとしてはテラコッタや深いブルーが多かった印象です。
3.デスク・大型ブース
デスクの脚がただの4本脚のものはほとんどなく、デザイン性の高い脚が多かった印象でした。
日本のオフィスでも積極的に採用され始めている「ブース」ですが、海外では「大型ブース」がトレンドのようで、日本では見られないスケールで配置展開されていました。
天井の一部が回転、換気できる仕組みになっているものもありましたが、日本では消防法の観点から採用の難しいものも多いと感じました。
世の中の大きなトレンドはありますが、各企業様に合った空間・仕掛けは全て異なります。
なにかを変えたいと感じたときは、是非丸天産業にご相談ください。
3.Design Days Knoll・Herman Miller
Design Daysでは、有名海外メーカーのKnoll,Herman Millerのショールーム見学を行いました。
トレンドとしてはリビングテイストということもあり、空間の使い方が非常に素晴らしかったです。
Knoll・Herman Millerは海外メーカーですが、丸天産業のオフィスではイスやカタログで実際に体験していただくこともできます。
4.海外研修で知見を広げる
さまざまなものを、見て、経験して、感動し、イノベーションを起こす原動力にもしてほしい!
ということで、NeoCon、DesignDaysだけではなく、美術館や建築・名だたる観光名所にも赴きました。
シカゴでは、シカゴ川のリバーツアーに始まり、シカゴ美術館、ウィリスタワーのスカイデッキシカゴなどを巡りました。シカゴ美術館では、ルノアール、ゴッホ、モネ、ゴーギャン、ピカソといった著名な画家の作品の展示も見ることができました。
ニューヨークでは、半日のオプショナルツアーに参加しながら、午後からは、チェルシーマーケット、ホイットニー美術館、ハイライン、リトルアイランドと西側も巡りニューヨークを横断しました。
2日目は多くの美術館を巡り、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、ニューヨーク近代美術館へ足を運びました。
5.おわりに
皆さまざっと、研修の様子をお伝えいたしましたがいかがでしたでしょうか。
社員から送られてくる研修中の写真を見ながら、「いいな~、楽しそう!」と思っていましたが、実際は超過密スケジュールだったそうで、歩くのも大変だったそうです(笑)
そんな過密スケジュールでたくさんの場所に赴き、日本では見られないものを見、よい感性をたくさんインプットして、みんな無事に帰国してくれました。
無事に帰ってきたことがまずは一安心でしたが、このように社員にも共有が行われ、海外のトレンドや驚きは全社に共有され、わたしたち社員1人1人にも還元されました。
弊社ではこのような研修も取り入れ、お客様に提供するワークスタイルデザインが、さらに良いものとなるよう精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします。